ノザキ

と言えばニューコンビーフなんだが、どうも最近「ニューコンミート」というなんとも締まらない名前に変わってしまった。
まあ「ほとんど馬肉なのにビーフはねえだろビーフは!」てな感じでお上に言われたらしいんだが。
でも俺が幼い頃から親しんできたコンビーフの味はノザキのニューコンビーフなんだよ。
ちょい前に奮発してニューが付かない方のコンビーフ食ってみたら何かこう締まらないというか掴み所のない味というかとにかく不味かったのですよ。
貧乏体質なのかどうか知らんが揺れてはじけてあふれちゃう☆魅惑のぺちぺちこねこね絶望ハンバーグ工場な今日この頃です。
いや、単にノザキのニューコンミートをアテに酒飲んでただけなんですが。
ああとりあえず昨日今日は何も本買ってないんで目の前にあったタイトルでもネタにしてみる。

エンブリヲ 全3巻 小川幸辰

アフタヌーンに連載してた頃は「絵は微妙だけど何かエログロ」てな印象しかなかったんだけど、エンターブレインから復刊されたやつを衝動買いしてしまった。
つか、あとがき漫画の絵の変貌振りで目がテンになったわ。
ググってみたらどうもこの作者、本作の後は炉利エロ漫画描いてたらしいのですよ。
正直、あとがきの絵柄の方がツボ。
ただ、バイオロジカルホラーとしての本作にとっては当時の垢抜けない絵柄の方が不安感を煽る効果があって良いと感じた。
また、主人公の「虫愛づる姫君」な部分がエスカレートしていく様がサイコホラー入ってて好き。
とりあえず今晩酒飲みながらゆっくり読み返すだけの価値はありそう。